縁起の良い木
2026.10.05
縁起が良い名前・語呂合わせ
風水家相では鬼門は表鬼門(北西の方角)、裏鬼門(南東の方角)という形で位置づけられています。
鬼門方向を吉相にするために「鬼門消し」という植物のパワーを利用します。
柊(ヒイラギ)は葉に鋭いとげがあるため、外敵から敷地を守るための生垣として活用され、節分にはイワシの頭と組み合わせて玄関に吊るして魔よけの木としても使われてきました。

◆ヒイラギ(常緑樹)
ゆっくりと高さ3~6mに生長します。
葉は光沢のある濃緑色で対生し、縁に3~5対の鋭いとげ状のきょ歯があります。
花は11月頃、芳香を放ちながら咲き、純白に輝きます。

◆ヒイラギナンテン(常緑樹)
和洋どちらの雰囲気にも合います。半陰地でも育ち、大気汚染や乾燥にも強いです。
3~4月に花が咲き、6~7月に灰黒色の実が熟します。

◆ナンテン(常緑樹)
正月飾りに用いられています。
薬用植物としても知られており、実を咳止めに用いるほか、葉もうがい薬や入浴剤などに用います。
梅雨時に花を付けます。
最近では風水家相を気にするお客様は減っていますが、縁起木(吉相の樹木)、忌み木(凶相の樹木)といっても風水家相の見方の違いなどによって同じ樹木が全く逆になっていたりするので、ダメなことや避けた方が良いことなどを確認してから選択するのも一つの方法といえます。
例えば、南天(ナンテン)みたいに「難(ナン)を転じる」という語呂合わせ的なものや、建物より高くなる高木は避ける〖樹木が茂りすぎて日当たりが悪くなれば、部屋が暗くなったり、湿気たりしやすい〗という何となく理にかなったものまでさまざまな要因があったりします。
吉相の代名詞『松竹梅』は正月の植物の代表です。
松は、常緑樹で冬の荒波や風を受けるような岩場にも根を下ろすほどの強い生命力を持ち、昔から神霊がのりうつるものとして、門松などおめでたい場に使われています。
竹は、真っ直ぐに稈(かん)と呼ばれる茎が伸び、節(ふし)があることから、忠節のある人の行いに例えられています。
梅は、落葉樹で厳しい冬に耐え、真っ先に花を咲かせ始め、上品で清らかな芽香が春を告げるおめでたい樹木とされています。
金運(商売運)のある樹木としては、黒鉄黐(クロガネモチ)のような「クロ(苦労)の後にカネモチ(金持)になる」という語呂合わせから、萬両(マンリョウ)、千両(センリョウ)、百両〖唐橘(カラタチバナ)別名〗、十両〖藪柑子(ヤブコウジ)別名〗などお金に通じる名前を持つ植物は金運・商売繁盛につながる縁起の良い木として扱われています。

◆クロガネモチ(常緑樹)
雌雄異株で、名前は「黒鉄のモチノキ」の意味で、黒みを帯びた葉色が由来です。
初夏に白っぽい花を咲かせますが、高木で上の方の枝に咲くため目立ちません。実は冬の間中長く楽しめます。

◆マンリョウ(常緑樹)
縁起の良い名前としてはこの上ない名前が付けられています。
かなり昔から自生し、庭園にも植えられてきました。
冬枯れの庭に、よく目立つ赤い実が彩りを添えてくれます。

◆センリョウ(常緑樹)
マンリョウの実が葉の下につくのに対し、センリョウの実は生長点の先端に上向きにつきます。
早生や晩生の品種もあり、また、黄色や橙色の実が楽しめる品種もあります。

◆カラタチバナ(常緑樹)
マンリョウを含むヤブコウジの仲間は、いずれも背が低く秋から冬にかけて赤い実を付けます。
低木で葉は細長く、ほとんど枝分かれしません。
楚々とした美しさがあります。

◆ヤブコウジ(常緑樹)
日陰や寒さに強く、グランドカバーにも使われます。
江戸時代にはヤブコウジの品種改良が盛んに行われました。古くは「万葉集」や「古今集」など古い文献にも掲載され、儀礼や武家の元服式が行われる際にも用いられました。
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