アオダモ

磐田店のアオダモも花が咲きました

円錐花序に白い5～6㎜の小花が多数ついています。

秋には長さ2～4㎝、幅3～5㎜ほども膜状の羽根を持つ

翼果が成熟するらしいので楽しみです

アオダモのアオの由来ですが、

雨上がりに樹皮が緑青色になること、

枝を水に浸けて暫くすると水が青い蛍光色になること、

高級感を出すために黒墨に加えて青墨を作るための

着色剤として利用されたことなどによるとか。

アオダモは野球の木製バットの原料で、

他に、スキー板やテニスラケット等にも使われています。

生木でもよく燃えるので猟師は薪として利用します。

成熟した木の樹皮には地衣類が付着し白っぽい

斑点模様ができます。

この樹皮は、消炎解熱作用、止瀉、利尿作用、

尿酸を排出する作用があり、痛風・結石の治療

などの効果があるとされています。

アオダは落葉広葉樹で、シンボルツリー、景観樹に

適しているので、庭園や建物周り、街路樹や公園木

として植樹されています。
（樹高：10～15ｍ・太さ：50㎝程）