白華（はっか）

最近のコンクリートブロックは、意匠性を重視したものも数多く発売されています。

他の資材に比べて、非常に耐久性に優れ価格も抑えられるメリットもあります。

カタログが変わるこの時期新商品も出ているので、要チェックですね～

ただデメリットとも思われるコンクリート製品特有の特徴もあるのでご理解ください。。。

施工後、しばらくするとコンクリート商品やレンガの表面がこんな状況になっていませんか？

目地の部分から、白い粉のようなものが広がっていきます。

これは、『白華（はっか）』と呼ばれ

モルタルで固めてあるため、出るのは自然現象なんです。

水に溶けたアルカリ・カルシウム成分が、乾いて表面に白い結晶として残るため起こる現象です。

一般的には、冬場の低温・高湿の時期や、梅雨などの雨が多い時期に起こりやすいです。

白華は商品上の欠陥ではなく、耐久性を損なわれることも、環境への悪影響もありません。

白華は除去しなくても時間とともに雨に流されて消えます。

気になる場合はブラシでこすって洗い流してください。